翻刻!草双紙の世界

コレクション: NDL鳥居清長

飲中八人前 3巻 - 翻刻

飲中八人前 3巻 - ページ 13

ページ: 13

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宗之 はあた りを うろ 〳〵 ま な こ 七つ ごろ より はや おきの かぢや とは つねしらずふいごのおとをきゝつけ とのすきまよりのぞきみれば あかをにあをおに ともみへずひのそばにたち はだかりとらのかわのふんどしも かんりやくかして はないろのもめんふんどし きもたましいもうばわれ けるおりふし万右衛門は ゑたりとおもひめばり づきんをひげとなし はをりきう すへる□□【すへるやう?】にきて □□しやのせつかいを もちつくりごへ にてぜんざい〳〵 われはこれゑんま 大わうなりなんじ しやばにて 大しゆをこのみ ふたおやにくろうをかけしゆへ 大ねつかんちごくへおとすなり 楞厳経曰(りやうごんきやうにいわく)人にさけを のますものは七百しやうが【飲ます者は七百生が】 あいだてのなきものに【あいだ手のなき者に】 うまるいわんやのむ【生まる、いわんや飲む】 ものにおいておや【者においておや】 なんにうまれ□□ しれずなんじしやばへ【知れず、汝娑婆へ】 かへりたくおもはゞ ぎやうこう【僥倖】 さけをおもひ きるべし いかに〳〵 【宗之の台詞】 なにがさて 〳〵 かしらを ちにつけ ならづけでも たべますまい なむあだ ぶつ〳〵