産業史料を翻刻!

コレクション: 養蚕の書

蚕茶并紙木植方書 - 翻刻

蚕茶并紙木植方書 - ページ 11

ページ: 11

翻刻

 麦豆(むきまめ)をとりし畑(はた)はかならず植(うゝ)べからずあれ地(ち)  野地(やち)または屋敷(やしき)のめぐりに空地(くうち)なきやうに  頭取(とうどり)たるもの絶間(たへま)なく心添(こゝろぞへ)をすべし わかしるところのうち空地には桑茶紙の木 をもうえさせむと思ひをりしにことし伊勢人 竹川緑麿江戸に来り我屋へもとひ来れり 此翁は和漢のふみひろくよみ物産の事 にもくはしけれは蚕茶紙のつくりかた 一わたりしるしてよとこひしに年ころふみ のみちにて親しかりしかはいなみもせて