翻刻!草双紙の世界

コレクション: NDL鳥居清長

親父布子鳶握 3巻 - 翻刻

親父布子鳶握 3巻 - ページ 12

ページ: 12

翻刻

喜兵へは あねの いけんに ほつきして おもやのわきへ すこしのいへを つくり 江戸へかへる きをやめて しばんまで【じばん(襦袢)まで】 もめんと なり きくを【危惧を?】 するに およばす おいのしん だいゆへきくなど【老いの身代ゆへ菊など】 つくりたのしみ あたゝかゆへぬのこを ぬいでおきしを なにとおもひてか とんびさらひ ゆく 子共大ぜい 見ていたり しが おや じ ぬの こを とんびがさら つたとはやし それ より 今に いたる まで おやぢなにと やらをとんびが さらつたとおかしき 事をいふはまち がいなりとふもさら われるはずは なし