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喜兵へは
まへにはひきかへて
いなかずまいに身を
こなしとんびをも
へやこにおきりやうり
はさかい丁【堺町】かよいの
あしたましそふへ【?】
ゆくのといゝしものが
米のめしもやめて
むぎめしとなり
すましじるにてして
やれともとんびはすましが
きらいゆへとろゝしるにてくわせる
ゆへとんびとろゝといふ事は此時よりはしまりける【とろろ=鳶の鳴き声】
こなたのいるで
ねづみがなくて
よい
いなかすまいとは
いへどもまちばにてむかふの
うちがとうふやにて
むすこのとんひかへらぬ
ゆへおゝくのとんひ
来りかなしむやけのゝ
きゞすよるのつる【焼け野の雉子、夜の鶴】こをおも
わぬはなしこのとうふやを
たつねるにはやねにとんびの
いるうちといへはちかいはなし