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御ともの人々をもこれより都へかへるへしわれは
ならのかたへまいり候てそのゝちみやこへ帰るへし
との給ひけれは御ともの人々はいまゝて御とも
申候ていまさらかへり候事はゆめ〳〵候ましき
よしかたく申されけれはもつともそれはことはり
なれともたゝみなかへるましきならはこゝにて
さたむるなりとの給ふほとに御ともの人々は心
ならすみな〳〵宮こへそかへりけるしん中はしつた
たいしのそのむかしたんとくせんに御ともせし
しやのことねりか心のうちをもいまこそおもひ
しられけりさて都へかへりて大しん殿にこのよし
くはしく申けれはいかゝならんとて人をはみな〳〵
かへしけるそやとていまさらなけきかなしみ給ふ
事かきりなしさても中しやうは身をやつし
むさうのことくにくらまへ参り給ひける一七日に
もしけんなし二七日にもしるしなしすてに三七
日にもをよひけれは中しやううらめしのたもん
てんやなほんほう七まんさいそあひたに卅六てん
のふつほうのひやうしをし給ひて一さいしゆしやうの
ねかひをみてんとこそうけたまはり候に此くわん
をしめたまはぬかなしさよけに〳〵かなはぬものならは
たゝわかいのちをめしてたひ給へとかんたんをくたき