Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション6

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5331 (1) - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5331 (1) - ページ 6

ページ: 6

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さてもこのあふきを御かとゑひらんまし〳〵て めしをかれけるあるときほうわう中しやうに此 あふきをたひにけりちう将このあふきをつく〳〵 とみていかなる人をえしかみて此女はうをかき たるらんいかなるさたひらなれはおほくの人をみし かともこのゑににたる人もなしにんけんとしやう をうけなんしの身とうまれなはかやうの人に ちきりをこめ一夜なりともなれこそめてこそ 世にあるかひとも有へきにとおほしめすよりも 恋となるこそかなしけれ百二日とすき給ふ程に さらにゆみつをたにものみたまはすちゝはゝこれをは しらすしていかなる心やらんとてきそうかうそう をしやうし大ほうひほうをつくし給へともさらに そのかひこそなかりけれ御かとも御心くるしく おほしめしてさま〳〵の御くわんともたてさせ 給ふこそ有かたき事ともなりと人々申あへり されともそのしるしもなかりけりおちおほい殿 中しやうをつく〳〵と御覧してこれはいかさま たゝのやまうにてはなしよしなき人を一め見て かなはぬ恋となり給ふへしたとひぬしある人なり とも人をたすくるならひなれは昔も今もれい おなしなとかなはてさふらふへき心中をのこしたま