翻刻
【右丁】
木香花(もくかうくは)
《割書:秘伝花鏡(ひてんくはきやう)》
【左丁】
月季花(けつきくは) てうしゆん かうしんばな
庭際(ていさい)に多(おほ)く栽(う)ゆ木本(もくほん)にて
直立(ちよくりつ)す一 茎(けい)三 葉(やう)牡丹(ほたん)ばらの
葉(は)に似(に)たり花(はな)深紅色(こきあかいろ)四季(しき)に開(ひら)く又
淡紅(うすこう)もあり重弁(やゑ)もあり又 紅(こう)に白の筋(すし)あるもの又白
てうしゆん等(とう)数種(すしゆ)あり重修鎮江府志(てうしゆちんこうふし)に月季花(けつきくは)其(その)▲
【左下に記載あり】
▲白者(しろきもの)《振り仮名:名_二牙春_一|げしゆんとなつく》
又(また)晩白(はんはく)晩江(はんこう)【紅の誤ヵ】者
亦(また)奇(き)と云(いふ)
【版心の中央部に記載あり】
月季花
【注 十一行三字目「も」は別の字(のヵ)の上から書き直したように見える】