Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション4

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5340 (4) - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5340 (4) - ページ 107

ページ: 107

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つり給はぬなりかつは【注①】さるましきことを御心 ともにつかうまつりそめ給てといひつゝけて左 近少将をせ【責】むあつまりてきこえこしらふる【注②】に いとわりなく【注③】あさやかなる御そ【衣】とも人〳〵のたて まつりかへさするもわれにもあらす猶いとひたふ るにそきすてまほしくおほさるゝ御くしをかき いてゝ見給へは六尺はかりにてすこしほそりた れ は(と)【左に「ヒ」と傍記】人はかたはにも見たてまつらす身つから の御心ちにはいみしのおとろへや人にみゆへきあり さまにもあら[す]さま〳〵に心うき身をとおほしつゝけ 【注① 且は=同時に。一方では。】 【注② 「聞こえ拵ふ」=あれこれ申し上げてなだめ、説得する。】 【注③ 割なし=どうにもならない。】