Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション4

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5340 (4) - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5340 (4) - ページ 17

ページ: 17

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心空なる人はとゝめすほのかにきこゆる御けはひ になくさめつゝまことにかへるさ【注①】わすれはてぬ中空 なるわさ【注②】かないへち【家路】はみえす霧のまかきはたち まと(とま)【左に「ヒヒ」と傍記】るへう【注③】もあらすやらはせ給つきなき人【注④】はかゝ ることこそなとやすらひてしのひあまり【注⑤】ぬるす ちもほのめかしきこえ給ふに年ころも【注⑥】むけにみ しり給はぬにはあらねとしらぬかほにのみもてな し給へるをかくことにいてゝうらみきこえ給をわつ らはしうていとゝ御いらへもなけれは◦(い)たうなけきつゝ心の うちに又かゝるおりありなむやとおもひめくらし給 【注① 帰る折。】 【注② どっちつかずの次第】 【注③ 「べし」の連用形「べく」の音便形】 【注④ おぼつかない人。】 【注⑤ 忍び余る=隠しおおせず表面に出る。】 【注⑥ 今迄何年も。】