Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション4

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5340 (4) - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5340 (4) - ページ 16

ページ: 16

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ちもなしりし【律師】もかち【加持】するおと【音】してたらに【陀羅尼】いとたうと くよむなりいとくるしけにし給なりとて人〳〵も そなたにつとひておほかたも【注①】かゝるたひ所【注②】にあま たまいらさりけるにいとゝ人すくなにて宮はなかめ給 へりしめやかにておもふこともうちいて【注③】つへきおりか なとおもひゐ給へ り(る)【「り」の字に「ヒ」と記入】に霧のたゝこののきのもとま てたちわたれはまかてんかた【罷出ん方】もみえす成行(なりゆく)はいかゝすへきとて    山さとのあはれをそふる夕きりに たちいてん空もなき心ちしてときこえ給へは     山かつのまかきをこめてたつ霧は(も)【「は」の左に「ヒ」と傍記】 【注① 一般に。普通。】 【注② たびどころ=仮に宿る所。自宅以外の宿所。】 【注③ 打ち明ける。】