Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション4

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5340 (4) - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5340 (4) - ページ 19

ページ: 19

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こゑなせそかやうのたひねはかる〳〵しきやう【注①】に人も とりなすへしとの給ふあるやうあるへしと心えてう け給はりてたちぬさてみちいとたと〳〵しけれは このわたりにやと【宿】かり侍るおなしうは【注②】このみす【御簾】のもとに ゆるされあらなむあさり【阿闍梨】のおるゝほとまてなむと つれなく【注③】の給ふれゐはなかゐ【長居】してあされはみ【注④】たる けしきも見え給はぬをうたてもあるかなと宮おほ せとことさらめきて【注⑤】かるらかにはひわたり【注⑥】給はんも さまあしき心ちしてたゝをと【音】せでおはしますにと かくきこえよりて御せうそこきこえつたへにゐさり 【注① 軽率な感じに。】 【注② 同じことなら】 【注③ さりげなく。】 【注④ あざればむ=男女の間で、たしなみに外れた様子をする。】 【注⑤ わざとらしくする。】 【注⑥ 歩いて行く。】