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ぬれそふ袖の名をくたすへきとの給ふともな
きをわか心につゝけてしのひやかにうちすし【誦し】給へる
もかたはらいたくいかにいひつることそとおほさるゝにけ
にあしうきこえつかしなとほゝゑみ給へるけしきにて
おほかたはわれぬ【「れ」が脱字】衣きせすとも
くちにし袖の名やはかくるゝひたふるにおほしなり
ねかしとおほす心つようもてなし給へとはかなう
ひきよせたてまつりてかはかりたくひなき心さ
しを御らんししりて心やすうもてなし給へ御ゆる
しあらてはさらに〳〵といとけさやかにきこえ給