Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション4

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5340 (4) - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5340 (4) - ページ 25

ページ: 25

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えなむしつめはつましき心ちし侍世中【注①】をむけに【注②】 おほししらぬにしもあらしをとよろつにきこえせめ【注③】 られ給ていかゝいふへきとわひしうおほしめくらす 世をしりたるかたの心やすきやうにおり〳〵ほのめ かすもめさましう【注④】けにたくひなき身のうさなり やとおほしつゝけ給にしぬへくおほえてうき身 つからのつみをおもひしるとてもいとかうあさま しきをいかやうにおもひなす【注⑤】へきにかはあらむと いとほのかにあはれけにない【泣い】給て    われのみやうき世をしれるためしにて 【注① 男女の仲。】 【注② 全然。】 【注③ 聞こえ責め=相手の言葉や返答を口やかましく催促し申しあげる。】 【注④ 不愉快だ。】 【注⑤ (心に)受けとめる。】