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しはしうちやすみ給て御そぬきかへ給夏冬とい
きよらにしをき給へれはかう【香】の御からひつよりとうて【取う出】ゝ
たてまつり給御かゆなとまいりて御前にまいり
給かしこに御ふみたてまつれ給へれと御らんしも
いれすにはかにあさましかりしありさまめさましう
はつかしうもおほすに心つきなくて宮す所【御息所】のもり
きゝ給はん事もいとはつかしうまたかゝる事やとかけて
もしり給はさらんにたゝならぬふしにても見つけ給ひ
人のものいひかくれなき世なれはをのつからあはせてへ
たてけるとおほさむかいとくるしけれは人〳〵ありし