Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション4

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5340 (4) - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5340 (4) - ページ 70

ページ: 70

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まにかはとみゆ大将殿もかきりなくきゝおとろき 給てまつきこえ給へり六条の院よりもちし【注①】の大殿 よりもすへていとしけうきこえ給山のみかともき こしめしていとあはれに御ふみかい【書い】給へり宮はこの 御せうそこにそ御くしもたけ給日ころをもくなやみ 給ときゝわたりつれとれいも【注②】あつしう【注③】のみきゝ侍 つるならひにうちたゆみ【注④】てなむかひなきことをはさる ものにておもひなけい給ふらむありさまをしは かるなんあはれに心くるしきなへての世のことはり におほしなくさめ給へとありめもみえ給はねと 【注① ちじ(致仕)=仕官をやめること。辞職。】 【注② いつも。】 【注③ 篤し=病弱である。】 【注④ 「うち」は接頭語。気がゆるむ。油断する。】