Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション4

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5340 (4) - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5340 (4) - ページ 93

ページ: 93

翻刻

かたみにうちいて給ふ事なくそむき〳〵【注①】になけ きあかしてあさ霧のはれまもまたすれいのふみ をそいそきかき給いと心つきなし【注②】とおほせと ありしやうにもはい【注③】給はすいとこまやかにかきて うち お(を)【左に「ヒ」と傍記】きてこそふき給ふしのひ給へともりてきゝつけらる    いつとかはおとろかすへきあけぬ夜の 夢さめてとかいひしひとことうへよりおつるとやか いたまへらんをしつゝみてなこりもいかてよからむなと くちすさひ給へり人めしてたまひつ御かへりことを たに見見つけてしかななをいかなることそとけし 【注① 互いに背を向けているさま。】 【注② 心づきなし=不愉快である。】 【注③ ばい(奪い)=「ウバイ(ヒ)の頭母音の「ウ」の脱落した形。他人のものを無理に取る。】