Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション4

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5340 (4) - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5340 (4) - ページ 92

ページ: 92

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ち【御達 注①】もにくみあへりうへはまめやかに【注②】心うくあくかれたち【注③】 ぬる御心なめり【注④】もとよりさるかたにならひ給へる六 条院の人〳〵をともすれはめてたきためしにひき いてつゝ心よからすあいたちなき【注⑤】ものに思ひ給へる わりなしやわれもむかしよりしかならひなまし かは人めもなれて中〳〵すくしてまし世のため しにもしつへき御心はへとおやはらからよりは しめたてまつりめやすき【注⑥】あへもの【注⑦】◦(に)し給へるをあ り〳〵て【注⑧】すゑにはち【恥】かましきことやあらむなと いといたうなけい【嘆い】給へり夜もあけかたちかく 【注① ごたち=女房階級の婦人たち。御婦人たち。】 【注② 本当に。】 【注③ 憧れたつ=魂が、何かにひかれて落ち着かなくなる。】 【注④ 指定の助動詞「ナリ」と推量の助動詞「メリ」との複合。…であるようだ。】 【注⑤ 不愛想だ。愛想がない。】 【注⑥ 感じが良い。】 【注⑦ あやかりもの。】 【注⑧ 挙句のはてに。】