Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション4

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5340 (4) - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5340 (4) - ページ 95

ページ: 95

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てなとも見所あり人のうへなとにてかやうのすき こゝろおもひいらるゝはもとかしううれし心ならぬことに 見きゝしかと身のことにてはけにいとたへかたかるへき わさなりけりあやしやなとかうしもおもふへき心いら れそと思かへし給へとえしもかなはす六条院にも きこしめしていとをとなしうよろつをおもひしつめ 人のそしり所なくめやすくて【注①】すくし給をおも たゝしう【注②】わかいにしへのすこしあ ま(さイ)れはみ【注③】あたな る名【注④】をとり給ふしおもてをこし【注⑤】にうれしうおほし たるをいとおしういつかたにも心くるしき事のあるへき 【注① 見ていて安心で。】 【注② 面立たしう=名誉で大したものである。】 【注③ あざればむ=男女の間で、たしなみにはずれた様子をする。】 【注④ 浮き名。】 【注⑤ 面起し=名誉の挽回。】