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コレクション: コレクション3

発疹窒扶私予防の訓 - 翻刻

発疹窒扶私予防の訓 - ページ 2

ページ: 2

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【左】 發疹窒扶私豫防(はつしんちふすふせぎかた)の訓(をしえ)   全         押田 俊三述 この頃(ごろ)発疹窒扶斯(はつしんちふす)といふ悪(あ)しき傅染病(うつりやまひ)の流行(はや)る兆(きざし)ある により吾輩有志(われ〳〵いうし)の者(もの)どもが相議(あいはか)りて中央衛生會委員(ちうわうゑいせいくわいいゐん)な る東京大學醫學部教授(とうきやうだいがくいがくぶけうじゆ)の三宅先生(みやけせんせい)にその豫防(ふせぎかた)に係(かゝは)りた る講義(かうぎ)をして聽(き)かせられよと請(こ)ひしにその請(こひ)を許(ゆる)され ければ過(す)ぐる日(ひ)講場(かうじやう)を本所(ほんじやう)なる江東小學(かうとうせうがく)の内(うち)に開(ひら)きた りにはもと深川區(ふかがはく)本所區(ほんじやうく)の衛生(ゑいせい)の事(こと)に注意(きをつ)くべき義務(つとめ) あるものが共(とも)〴〵集(あつま)りて聞(き)かんことを目的(めあて)としたるに 早(はや)くも他方(ほか〳〵)の同(おな)じ志(こゝろ)ざしなる人々(ひと〴〵)がこれを聞(き)き知(し)り當(たう) 日(じつ)講場(かうじやう)に登(のぼ)りて聽聞(ちあうもん)するもの凡(およそ)三百人/許(ばかり)なりき抑(そも)〳〵