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海中百五拾日程の流れおり候其内ふしきなる
事は北に行候節一日大莫長さ三間計或は六七間
計りの何とも 見覚へ聞伝へ不申候莫何千何万と
いふ数もしらす船を取巻申候此時船あやうく
見へ申候処私共一心に神仏祈候へは此所を流御通
のき申候其後又南海の中蓮葉の様成もの
有之大きさ七八間程の葉大分はへ候蓮池様に相見へ候
其後又一夜海の上火のもへ上り候事折々大破の
音も聞え申候五六度も御座候又大きさ舞代表程の
光もの飛行候事何千といふ数しらすおびた
たしく事候扨又海中に松おつくき■水
より上へ弐拾間計はへしけり申候所御座候其外
替り候事無御座候
一小平治船六人乗り之内弐人 海中にて死
壱人は大おん国にて死
残り船頭小平治 水主壱人は志州
和具村吉右衛門と申候壱人は同国三ケ所村権八と申候