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コレクション: コレクション3

. Japonais 180-181 - 翻刻

. Japonais 180-181 - ページ 278

ページ: 278

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参考北條時頼記図会後編巻一(さんかうほうじやうじらいきづゑこうへんけんのいち)          洛士   東籬主人悠刪補     良賢律師陰謀(れうけんりつしいんばう)を企(くはた)つる話 夫(それ)為(たる)_レ 人(ひと)哉(や)。立(たて)_レ身(みを)旌(あらはす)_レ功(こうを)者(もの)。不(ならず)_レ所(ところ)_二 一朝一夕之為(いつちやういつせきのなす)_一。不(されば)_下積(つみ)_二歳月(せいけつを)_一歴(へ)_中辛苦(しんくを)_上不(ず) 《割書: |レ》成(なさ)_レ功(こうを)焉。凡天地四時之運行(およそてんちしじのうんこう)。無(なし)_二 一息之間断(いつそくのかんだん)_一。故古往今来(かるかゆへこわうこんらい)非(あらず)_二止事(やむこと)_一 而悠久也(してゆうきうなり)。是以君子法(こゝをもつてくんし)法(のつとる)_レ之(これに)矣。宜(うべなる)かな。鎌倉五代執権(かまくらごだいのしつけん)北条相模(ほうてうさがみの) 守平時頼朝臣(かみたひらのときよりあつそん)。天下泰平万民歓楽(てんかたいへいばんみんくわんらく)の太免(ため)。昼夜(ちうや)に心胆(しんたん)を疾(やまし)め。 青砥左衛門尉藤綱(あをとさゑもんのぜうふぢつな)。二階堂信濃入道(にかいたうしなのにうたう)に蜜意(みつい)を告(つ)げ。次男時宗未(しなんときむねいまだ) 幼年(やうねん)なりといへども。仮(かり)に執権(しつけん)を与奪(よたつ)なし。其身(そのみ)は別舎(しもやしき)最明寺殿(さいめうじどの)に引(ひき) 籠(こも)り。所労沈痾(しよろうちんあ)と称(せう)して親族(しんぞく)だに対面(めんくわい)を禁(きん)じ。蜜(ひそか)に二階堂入道(にかいたうにうだう) 壱人(ひとり)を具(ぐ)し。抖擻行脚(とさうあんぎや)に姿(すかた)を窶(やつ)し。金殿玉楼(きんてんきよくろう)に枕(まくら)を高(たか)ふし。錦繡(きんしゆう) 綾羅(れうら)に纏纒(まとは)れ給ふべきを。身(み)には荒布(あらたへ)の裳(もすそ)をからげ【「からげ」は「かゝげ」ヵ】。あや菅笠(すげがさ)に面(おもて)を掩(おほ)ひ。