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コレクション: 養蚕の書

機織彙編 5巻. [2] - 翻刻

機織彙編 5巻. [2] - ページ 10

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翻刻

【右丁】  糸と云此馬糸へ竪糸を一目つゝ引貫き上の首へつな  ぎ付る也右馬の懸方左の如し此首の上に竜頭  と云壺あり凡二寸程の壺也此糸へ通糸を附る花楼  の鳥居の下の紋軸へ結附此通糸へ紋形を移し是  を引時に其さかひさかひ横に貫糸を横経糸と云  さかさ竹と云に壺を付結ふなり此にて花紋顕れ出  るなり 一通糸は百二十或は百三十位迄百七八十乃至三百  位あり通糸数増せは花紋大きく成り減すれは細く  成る又八十位の通糸もあり又屏風形に懸れは通  糸数少くしてよし雨降足にかまだ竹を仕懸る  時は通糸数を多く懸る 【左丁】 【挿絵】  屏風形懸方 雨降足懸方 二側 一側八分立 一馬掛より下りし糸のわなの上へ竪糸を引通なり筬  一目へ四ッ入なれは糸筋からみともに五本あるなり  内からみ糸一筋を除き残る上糸下糸四本を一  同にわなの上へ引通也此わなの数は筬よみ数程  有之なり但筬三十よみあればわなの数千二百ある也