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コレクション: 養蚕の書

機織彙編 5巻. [2] - 翻刻

機織彙編 5巻. [2] - ページ 16

ページ: 16

翻刻

【右丁】 一平綾は木機ふぐせ二枚宛にて蹈竹二本を片足にて  一本つゝ蹈なり   右織物之地合は此九品の外ある事なし其品に   寄て地合は此九品の中を以て織て花紋を引て   横糸にて彩色する花紋の仕方或は花紋の大小   又は金糸の入不入或は平金糸捻金糸の太さ細   さ等にて織物の名目替り又花紋の蹈懸にて織   るの品あり委曲は口伝あり 機織彙編巻之三終 【左丁】 機織彙編巻之四    錦織(にしきをり)製方 一/初(はしめ)蚕(かいこ)より取上る糸しまたに結ひ置なり次に蒦(わく)へ取  直し其糸を水か湯にてしめし二本【注】合て莩に取り  つむに懸て是を捻りなから蒦へ取る也跡先の糸  口を留てわなにして所々を三ッあみに編なり夫  より蒦を外(はづ)し煉(ねる)なり煉上て水にて濯(すゝ)き乾(かはか)し上  染る也染上又水にて濯き手にてはたき干(ほし)上る也  色によりて天日を嫌(きら)ふ黒は晴天に干上け紺花色  も同し薄(うす)浅黄又は色かわり物は蔭干(かけぼし)也右干上け  て糊(のり)をする也尤糊は竪糸(たていと)の糊はふのりを用ゆ横糸  の糊は色によりて紺屋(こうや)糊又わらびのりを用ゆ又葛  も用ゆるなり大慨(たいがい)しやうふ糊なり糊の引方口伝 【注 「二本」はNDLの翻刻本では「三本」とあり。】