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コレクション: 養蚕の書

機織彙編 5巻. [2] - 翻刻

機織彙編 5巻. [2] - ページ 2

ページ: 2

翻刻

【右丁】 【文字無】 【左丁】 機織彙編巻之三    機(はた)口伝 一/夫(それ)機を織る手前は巳【注①】を正(たゝしく)し腰懸(こしかけ)板に腰を打  懸る事は馬を馭(の)るが如く我心を臍下(さいか)丹田に心  を治め耳目手足は巳【注①】が気に預け無心にして有  心が如し孟子曰志 ̄は気 ̄の之帥 ̄なり也気 ̄ノ体之/充(みつる)也夫志 ̄は至  焉気次焉故曰持_二其ー志_一無_レ暴_二其気【注②】此意を以て工夫  して織べし蹈竹は剣術のさそくの如く其働く  処に体を戴(いたゞき)【注③】て体と足の不離(はなれず)して心気力一同に  業を働すべきなり杼(ひ)を投る事は矢を放して飛  すか如く放れ素直なれば其矢百発百中無疑が  如く手之内之離大事なり杼を取る手は居合を  抜がごとく竪糸にあたらさる様に素直に抜べ 【注① 「己」を「巳」で書いている】 【注② 一点脱ヵ。NDLの翻刻文は返り点「一」があり】 【注③ 「戴(いたゞき)」は「載(のせ)」の誤ヵ。NDLの翻刻文は「戴」に「載」の傍記あり。】