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コレクション: 養蚕の書

機織彙編 5巻. [2] - 翻刻

機織彙編 5巻. [2] - ページ 22

ページ: 22

翻刻

【右丁】  彩色に其色の横糸にて一品宛藁沓を作る如くに  あみ付る也時々地横も竪の糸位に四ッ目に成る様に  さすなり横糸紋を縫てつなきに織る也 一衲織は横糸緒【注①】捻りを至て能しめ込故に筬にて打込  がたき故鉄箆にて打込へし 一綾取は木機なし伏機六枚なり筬一目へ二本つゝ入綾  取へは糸一本つ□【注②】通す蹈竹二本一の竹へ一二三のふぐせ  を付二の竹へ四五六のふぐせを附る蹈方は片足にて  竹一本つゝ蹈へし    緞子(どんす)織方 一筬は幅一尺六寸三十よみ一目に竪糸五本入からみ糸  なし耳糸は八目さし綾取二十枚蹈竹十本なり 一横糸は生すか五本位引揃の糸也煉て織る時は四本位 【左丁】  捻りて煉るへし引揃と云はよりなしの糸のことなり  上品の物は竪糸は煉り横糸は生糸を織る也下品  の物は横竪ともに煉るなり 一糸は篗(わく)四十を立五かへり取て一よみに成るなり経  方のあや取は錦に同し 一耳糸は筬(をち)【注③】一目に二本つゝ八目なり綾取は木機斗り  へ通す糸一本つゝ綾取へ入る一の木ばたへ一の下糸二  の木ばたへ一の上糸三の木ばたへ一の上糸四の木ばたへ一  の下糸五の木ばたへ一の上糸六の木ばたへ筬二ッ目の一の  下糸七の木ばたへ二ッ目の上糸八の木機へ二ッ目の上糸  九の木機へ二ッ目の下糸十の木機へ二ッ目の下糸を通  すなり三ッ目四ッ目五ッ目六ッ目七ッ目八ッ目皆是の例に  て知べし 【注① NDLの翻刻本では「緒」に「諸」の傍記】 【注② □は「ゝ」脱ヵ】 【注③ 「筬」のよみ「をち」は「をさ」の誤ヵ】