翻刻!草双紙の世界

コレクション: @chinjuさんと読む草双紙

作意妖恐懼感心 2巻 - 翻刻

作意妖恐懼感心 2巻 - ページ 6

ページ: 6

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こゝにあるやまし 江戸にては近年 何もあたりをとら ずせんかたなく いなかをかせがん と江戸を夜 にげにして とある山道に かゝりしに日は くれる心ぼそく ものさびしき 折からかねて入道は 此所にまちぶせし て旅人を なやま さんとかの なまぐさ き風を ふかせけれ□【ば】         はや くも見 つけ なんと せん せい【先生】見せ ものに出る気 はないかといわれ さすがの入道もあきれ うか〳〵して 【左ページへ】 だきこまれては たまらずとそう〳〵 にげかへりける 【右ページ下、旅人の台詞】 おやかた とんだもうかるぞへ 出て見さつせへな 【左ページ】 古ふうたが もゝんぐはァ 【「ももんがぁ」「ももんじぃ」は化物が人をおどかす時の掛け声】