翻刻
それからみさつしあのかみ様の
さいごのみをもらへおちや
つけにはたいのみそつけが
おいしいばんのおよなが【お夜長=夜食】
にはおかづかねへならつけや【奈良漬けや】
七いろまめばかりじやァ
たべられねへからいつそ
かはやきかおいしからふ
此ころのうちまきは
しんばかりでもたれ
くるしいさつき
とめがとこから【とめ(人名?)が所から?】
あとかでるとかて【あとが出るとかで?】
ばんづけをよこしたから【番付をよこしたから】
いきたへもんだねへしかし
しばやもどまじやあ【芝屋(芝居小屋)も土間じゃあ】
ではへいらに【出入りに?】みかんの
かはをなげるから
さしき【桟敷】でなくつ
ちやわるひがそれも
あんまりすへ
じやあばん
どうか【坂東が】こう
せきが【功績が】わか
らねへから
みはばんが【?】
いゝの
【左ページへ】
あすは三口
もらへ大し
さまへゆくに【ゆかふ?】
せんどきたこそ
では又きてはいか
れねへかどうした
もんだらうそして
此くしはもふあきたから
もちつとやまのたかひ奴のいきな
のがほしい此かんざしもあんまりめが
たんとつきすぎておもたへのあぶらは
どうして大三ろあん【太こうあん?】がいゝおしろいは
下むらのこつたけふはしやくけだから【今日は癪気だから】
あんまをよんできやばんがた
にはやくしさまへゆくから
てうず【手水】のゆをわかしておきやと
いふをていしゆと【を?】くさ〳〵と
いふやつさ
【右ページ下へ、人間の台詞】
あしためくろへ【目黒へ?】
いくまにあはせて
もらへ
かへちようはいろが【いうが】
きらい■■ねへか【?】
こんとの
かんさしは
またかへ
られつ
たへ
八丈のまがひ
が
はやる
から
いやに
なつて
きた
ついでに
したてゝ
よこしな
とんと
もふそれか
うへ
なしで
こ
さり
ます
【雲のような囲みの中、妖怪たち】
いかさま
にんちうの【人中の=鼻の下の】
ながい
むまれだ【生まれだ】
さぞ
じゆめうも【寿命も】
ながゝ
らふ
うらやま
しい
みのうへた
しのぎはまだで
ござりやすが
めへかんざしか
できやした