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罷成只今に至まて後悔に存城中ゟ罷出如
本せんちと可罷成義に候はゝ是又御免可
被成之由に候右之通之者共城中を出し候
はゝ四郎母同姉福妹万をの古小平四人共
に城中へ御入可被成候由伊豆守様左門様
御直に被仰聞候事
一我等共此之身上に罷成右之通申遣候事相
果候を迷惑に存申入様に可被思召御心中
御恥敷存候努々左様に而は無御座候兎角
城中に而相果候はんと之儀に而候はゝ我
等共宗旨見届申事は無之候得共城中ゟ出
申度と申者共御出し候はゝ御断を申城中
江参一處に相果可申候加様に申事も無心
之思召候はゝ矢留を被成御出合対面を可
被仰付御意に候我々儀永々迷惑成仕合に
候間何之道にも早加とつき申度候条有無
之御返事奉待候恐々謹言
大矢野
二月朔日 渡部小左衛門
瀬戸 小兵衛