翻刻!いきもの図鑑

コレクション: 本草図譜(くずし字)

本草図譜. 巻19-21 - 翻刻

本草図譜. 巻19-21 - ページ 46

ページ: 46

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【右丁】 地楊梅(ちやうばい) すゝめのやり  向陽(ひあたり)の地(ち)に多(おほ)し形(かたち)  穀精草(こくせいさう)に似(に)て毛(け)  あり春(はる)数茎(すうけい)を抽(ぬきんじ)て  頂(いたゝき)に楊花(やうはい)に似て紫(うる)  褐色(みいろ)の実(み)あり 一種  越中の産(さん)は葉(は)闊(ひろ)  く実は莎草(しやさう)  に似たり春月(はる)  宿根(ふるね)より生し  従(したかつ)て穂(ほ)を抽(ぬきん)つ 一種  越後の産 【左丁】 水楊梅(すいやうはい) はなひりくさ#1  又ときんさうともいふ庭際(ていさい)■(もつとも)#2多(おほ)し小草(せうさう)にて地(ち)に布(しう)#3菊葉(きくのは)に似て  甚 小(ちいさ)く二三分 葉間(はのあいた)に毬(きう)を生す形 楊梅(やうはい)《割書:やま|もゝ》に似て小く白色にて赤  からす味(あしわひ)辛(から)く微(すこし)香(にほひ)あり乾(かわか)して鼻(はな)に吸(すへ)は嚏(くさめ)#4出(いつ) 一種 ふくれうさい#5  ふくれうさうは文政 庚寅(かういん)の年江戸にて初て栽(うゆ)実(み)より生す葉(は)は敗醤(はいしやう)  《割書:をみな|へし》に似て円茎(まるいくき)互生(こせい)し梢(こすへ)に穂(ほ)をなして小毬(せうきう)を結(むす)ふ形 水楊梅(すいやうはい)の  如く初白色後 緑色(みとりいろ)葉(は)微(すこし)毛あり実に《振り仮名:粘り|ねまり》あり#6 #7水楊梅二種 半辺連#8