翻刻
【右丁】
一種
草䕡茹(さうりよしよ) 白䕡茹(はくりよしよ)
さはうるし《割書:山|城》
やふそば《割書:江|戸》
#1
田野(てんや)下湿(しめり)の地(ち)に多(おほ)し正二月 宿根(ふるね)より生す形状(かたち)
䕡茹(りよしよ)に似(に)て稍(やゝ)葉(は)黄色(きいろ)高(たか)さ二尺 許(はかり)夏(なつ)に入
は苗(なへ)枯(かれ)て根(ね)は枯(かれ)す根(ね)の形(かたち)大母(おやゆひ)#2の大さ長(なか)さ二
三寸 横(よこ)に生(せう)す一年一節あり葉(は)根(ね)皆(みな)白汁(しろきしる)あり
水蠱(すいこ)脚気(かつけ)#3に用て甚(はなはた)効(こう)ありといふ
【左丁】
一種
#4
形状(かたち)同くして但(たゝ)葉(は)
円(まる)きものあり根(ね)
塊(かたま)りをなして蒼朮(さうしゆつ)
に似(に)たり