翻刻!いきもの図鑑

コレクション: 本草図譜(くずし字)

本草図譜. 巻19-21 - 翻刻

本草図譜. 巻19-21 - ページ 73

ページ: 73

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【右丁】 一種   くさ大戟(たいけき)  早春(はる)宿根(ふるね)より生(せう)す初(はしめ)  横(よこ)に生(せう)し後(のち)に立(たつ)茎(くき)甚(はなは)た  紅色(あかいろ)長(なか)さ五六寸にて花  あり形(かたち)甘遂(かんすい)と同(おな)し花(はな)の  傍(かたはら)より枝(ゑた)を生(せう)し大戟(たいけき)に  似(に)て闊(ひろ)し根(ね)横行(わうきやう)して一  二尺 筆(ふて)の管(ちく)の大(おほき)さなり 【左丁】 一種 はきく《割書:茎(くき)の頂(いたゝ)きに葉(は)あつまりつきて|菊(きく)の花(はな)の形(かたち)をなす故に名(な)つく》 くもきりさう《割書:尾|州》  俗(そく)にをらんた甘遂(かんすい)ともいふ白鬚根(しろきひけね)  土中(とちう)にありて春月(はる)苗(なへ)を生(せう)す形状(かたち)甘(かん)  遂(すい)に似(に)て但(たゝ)小なるのみ夏秋の間(あいた)枝(ゑた)を                    ・│  ・│ 生(せう)し枝(ゑた)の頂(いたゝき)に葉(は)族生(そくせい)し     て菊花(きくくは)の如(こと)し一 説(せつ)に江     戸 戸田(とた)の原(はら)にありといふ