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【右丁】
東ノ川端ニ西向に北一番ニ乗居ナカラ右ノ乗尻衆
待ツ右モ御幣スキテ同ク乗リ将ニ入ツヽラヲリノリ
西へ乗廻シ東向に北一番に馬を立て左右向合
てをるゝ者也
一扨一番ノ乗尻ハ左右共ニ階下ノ帷ニアルハンソウヲ取ニ
遣し御物忌を上ケ手水をつかひ打策を持かち
乗を祝ひ誦経を戴キ馬ニ乗リ左ヨリ埒へ入レ右モ
同ク埒ニ乗カケ待テツヽイテ入レコブリ三度目ニ馳ス
【左丁】
倭文ノ馬勝負鉾ヲ過ルヲ見テ金津ノ馬出スヘ
シ若左ノ乗尻勝負鉾ヨリ前ニテ落馬ノ時ハ
右ノ乗尻ヲルヽ者也
一左ハ任例為勝故左ノ階下幄屋ノ南 乾(イヌヒ)頭ニ乗スヘ
禄絹ヲ載《割書:禄ノ絹ノカクルハ広(黄|〃)衣ノ役也乗尻策ニカケ|左ノカタヲウシロへ打コスコト二度右ノ乗尻ハ右肩ニ》
《割書:カクル|》馬ヨリヲルヽタチヲトリ蝉尾ヲホトキ太刀持ニ
持セテ仮殿へ参り直ニ本社へ参り小廻而片岡社
ヨリ細殿ノ橋ヲ渡り本所ニ帰り状几ニツク《割書:小廻りハ|本社ヨリ》