徳島県立図書館所蔵資料を翻刻

コレクション: コレクション1

越後地震由来 - 翻刻

越後地震由来 - ページ 11

ページ: 11

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何国の町も頓て八文ましたるかわり力入れずに 手拍子ばかり少しなかひと仲間か憎む又は嫁入 法事の席へゆすりかましく大勢ひつれて祝儀 供養の多少をねたれならぬ在家も手余る噂 されは一々かそへて見れは士農工商儒仏も神 もくときたつれは違ひはあらし天のいましめ 今よりさとり忠と孝との二ツの道を己々か 職分守り常に倹約慈悲心ふかくおごる心を 慎むならはかゝる吾代の変事はあらしかゝる 困窮のあるまひものをされば仏も天道様も 恵み給ふて只世の中を末世末代浪風立す四海 泰平諸色も安く米も下直に五穀もみのり地 震処か町在々も子孫栄へて末繁昌のもと ひなる惣しためしをあけて語る此身も