徳島県立図書館所蔵資料を翻刻

コレクション: コレクション1

越後地震由来 - 翻刻

越後地震由来 - ページ 10

ページ: 10

翻刻

神楽も銭からござれ分て憎ひは医者衆てござ る隣村へも馬駕に乗るしらぬ病も呑込顔 て少し容体悪ひと見れば人に譲りて己ははづし さしの先より口先上手しろとばかして手柄 を咄しきんきよふりやく傷寒論も若ひ時 分に習ふた計たまに取出し工夫をすれと 闇の烏て分らぬ故にきかずさはらず薬の数を たんと呑して衣服をかさり礼の多少て作 病つかひ病家見廻も裏家せとや八十日に一度 金になるのは毎日四五度されはお医者の掟 と言ふは銭や金にはかゝはるましく人を救ふが おしへのもとよ道のいましめ守らぬ訳は欲か ふかふて文盲ゆへそあむま取り迄夫見習ふて 上下もんで弐拾四文か通用なるにいつの程にか