翻刻!地震・災害史料

コレクション: NDL地震・火山

俗語之種. [6] - 翻刻

俗語之種. [6] - ページ 29

ページ: 29

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川田村《割書:御出張御役人ニは|》八幡原《割書:御出張御役人ニは|》小松原《割書:御出張御役人ニは|》   此三ヶ所に 御救御焚出しの仮会所 俄に出来幕打張鑓三ツ道具を立並へ大釜数多 居へ並へ幼少老衰の無差別壱人ニ付三ツ宛大握り 飯をそ被下置日〻三度宛にして三ヶ所の 御焚出し白米の俵数積る事    なりけるとかや莫太の御救冥加至極 難有後にも猶   御仁恵の程尊敬すへし 爰に亦善光寺は別して大災のよし被為 聞召斯大災の中といへとも翌五日の朝四ツ時頃 御役人   御出張あり松代  御領分にして 善光寺近隣なる所の村〻へ被  仰付当年 御収納物の義此節善光寺へ差出すへき旨 被 仰付是をもつてまづ当座の御救御手 充なし下し置るゝ事御意配らせられ給はる 事社冥加至極難有事ともなりけれ尚其年 の秋頃より御拝借金善光寺よりの御願に よりて御許容あり市町の家〻願出る 者共へは御貸附金をそ成し給ひける 御領分村〻多しといへとも地水火の三災を