翻刻!地震・災害史料

コレクション: NDL地震・火山

俗語之種. [6] - 翻刻

俗語之種. [6] - ページ 5

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の垣根の卯の花を雪かと見まかふ 比おひ庭を家なる手穢も住めは 偕老同穴の都もおなしこちの人 二人か中の楽をいたき抱ひて   枕もち寝にもゆかはや     夏木立と隣向ふも はゝからす口号みつゝ有ける里も 多からんかし 説に曰今年丁未弥生の下旬山稼 して有けるに暴に大風起りて山野に 響事夥しといへとも心もつかすあり ける所暫くありて亦もや暴風発し て其鳴音辺りに徹ゆる事数度 なりしかはあれと有合所の樹木枝葉 少しも不動尚心を留めて勘考するに 己れか額にかゝりし鬢の髪䄌れし