翻刻!地震・災害史料

コレクション: NDL地震・火山

俗語之種. [6] - 翻刻

俗語之種. [6] - ページ 9

ページ: 9

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辺りに至れりとそ其地を踏されはしらねとも此の橋場ゟ 穂刈村は川辺を上みに行事一里に近しとそ猶水かさ増る事 数日におよひ四月十三日湛場損して崩れ流れ此橋の流れ 行先を知る者なし後に高井郡なる川辺の畑に経り 三尺長サ拾丈余の材木漂着したりけるは是其橋梁ならん 拾丈余の材木滞る間もなく爰に漂着せし洪水の おそろしさよ其外数百村の家蔵を押流し或は 損ひ田畑を荒し一切万物水屑に沈み三災変化の 事ともなはす流に譲りし所を見よ可恐〳〵 曰《割書:大橋長サ拾丈五尺広サ一丈四尺東西ニ行袖橋五丈四尺|欄基之高サ三尺橋ヨリ水迄低事三十六尋有余ト云》