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世の中の人が
あんまり
わかくなり
こともに
なつたも
あるを
てんとうさまが
たかい所から
みてゐ給ひ
こゝは
いちばん
きを
とつた
しゆ
かうの
ある
所と
かみ
なりに
うすを
ひかせ
いなづま
ひめの
やはらかひ
てゞ
たんごを
まるめ
させ
あられの
ふるやうに
はら〳〵と
ふらせ
給ふ
ゆへ
てん
とう
うまひ【注】
と
あたまを
たゝいて
子どもが
うれし
がる
【注:てんと旨い。実に旨いと舌鼓を打つこと。ここでは天道(てんとう)=太陽がそれを言う洒落】
〽さゝだんごの
あらうち
たんこの
かけかつだんごのと
めいぶつもあるが
くわんめものは
あさふのおかめ
だんごさよく
しつて
いる
だろう
こゝが
てんとう
みとをしの
ところだ
【「てんと」は実に、全くの意味。ここでは「お天道様がお見通し」とかけた洒落】
【笹団子:笹で包んだ団子であろうがその他のことは不詳】
【かけかつ団子:不詳】
【荒打団子:寛政期に日本橋の中洲で名物になった団子】
【麻布のおかめ団子:ある男が珍しい亀を釣り上げたのが評判で見物客が大勢おしかけたので、妻が団子を作って売ったところ「亀団子」と評判になった。この夫婦も引退し、あとへ別の町人が入って団子を売ったが、妻が頬高く鼻低き女だったため亀団子に「お」をつけておかめ団子と評判になった。宝暦年間のことだという。】
【雷】
〽かみなりごろ〳〵と
うすをひく
ごろつくのは
おれが
かぶだ【株=得意】
【いなづま姫】
〽此いし〳〵はさぞ【いしいし=美味しいという意味の女房詞】
おいしからふ
一つげびぞうと【下卑蔵=下品に】
いきたいが
おはもしひ【歯文字=恥ずかしい】
【兎】
月のうさぎやとはれて
たんごをつく
ひやうばん
〳〵
すがたは玉の
あられにていろは
しらゆきふうみは
かんろお子さまかた
にははなくすり
あめのふるよは
ひとしほうまし
おやもさ〳〵
〽天でこしらへ
るだんご
ゆへ
ふりもの
つくし
て
いふ
【三足烏】
三
そくの
からす
せいろうの
下をたく
三ぞくとい
いへど二そくほか
ねへ中の一足は
さむひから
ちゞこ
まつて
ゐやす
ひたきも
おもし
くも【面白くも】
ねへものた
女ゆの
ゆくみ【湯汲み】
なら
よか
らう