翻刻
【右ページに手書きで】寛政七卯年
【左ページ】
七福神(しちふくじん)廻(めぐ)り順路(じゅんどう)
弁天(べんてん)しのはず池
中しま【現在も不忍池の中島にある】
毘沙門(ひしゃもん) 谷中
かんのう寺【現在は護国山天王寺と名前が変わっている】
寿老人(じゆらうじん) かんのう寺
うら門まへ【現在は谷中の長安寺にある】
ゑびす 日くらし
山のうへ【当時は大黒とともに道灌山にあったが明治7年ごろ道灌山が売却され青雲寺に移される】
大黒(だいこく) ゑびす
同社(どうしや)【現在は上野公園近くの護国寺が大黒とされている】
布袋(ほてい) どうくわん山【現在は修性院が布袋とされる】
福禄寿(ふくろくじゆ) 西が原 西行庵【田端の東覚寺の隣りにあった普門寺のこと。明治時代に廃寺になり東覚寺に移される】
右にしるす
七福神を
めてたき世界(せかい)にさだめはんもと
めてたいをつるわか【?】ゑひすの
西の宮へおくる事しかり
【このリストは現在では谷中七福神と呼ばれているもので「日くらしの山」「どうかん山」は道灌山のことで西日暮里公園周辺。西が原は北区西ケ原から田端あたりの一帯】