翻刻
はるはあけぼのやう〳〵白く
なりゆく山ぎはすこし
あかりてむらさき
立たるくもの
ほそくたなびきたると
清少なごんが
まくらそうしに
かきたしたる
初はるのけしきは
下かいの人の
なすところも
天人といふおいらんのゐる
くものうへも同し事にて
元日はもろ〳〵のほしたちかてんとうさまや【星たちが天道様や】
お月さまへねんしの御しうきを申上
二日は天人のねんれいはつ道中の
きれい事しつけのまゝのあまの
はころものいしやうつきよく
そとはもんじ
でゆりかければ
ものみだかひ
天のならひ
にて
かみ
なり
なかま
が
ごろつけば
風のかみ
がかね
ひらを
きつて
ひかる
此日下かいへ金
はながふるゆへ
天(てん)の■■■は【せつくは=節句は?】
地の利(り)うんに
して地の
里 運(うん)は人の
くわほうに
し
たり
と
いふ
花のごとくに
きみたちが
みへるは
〳〵
〽かれうひんが【迦陵頻伽=上半身が人、下半身が鳥の姿をした鳥】
下かいの
しやと【者=芸者と】
いふ
もの
にて
びはを【琵琶】
へれん〳〵【琵琶を弾く音、ペレンペレン】
【のれん】ころつき巴や
【天女たち】
〽そんな
おくてんな
しやれは
いゝつこ
なしさ
【鬼たち?の台詞】
あれて□【あれても】【別本で補う】
五すい□【五すいに/五寸いに】【別本で補う】
玉の
かんさ
し
を
まげる
ぜ
【鬼たちの名前】
風
雲
日
筑