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道を守り候風聞ニ御座候故 幕府之御所置段々
天朝之 叡慮にも相反候処を見請候ハヽ忠臣義士之
輩壱人も 幕府之御為ニ身命を抛候もの有之間敷
幕府之孤立之勢ひニ相成果可被遊候夫故此度之御悔
心之有無者 幕府之 御興廃ニ御係り候事ニ御座候故
何卒此義御勘考被遊傲慢無禮之外夷を疎外候て
神州之 御国躰も 幕府之御威光も相立大小之
士民迄も一心合体仕候而 尊王攘夷之大典を正し
君臣上下之徑を分明ニまし〳〵天下を死生俱ニ致し
候様御所置希度是則臣等身命を投奸邪を殺戮し
幕府悪政之諸有司ニ懇願愁訴する処之微心ニ御座候
誠惶謹言 豊原邦之助
かそいろの育てし身をも君の為捨るハ代々の恵ミと思へハ 平親忠
皇国の俗ハ実ニ君臣上下之大義を弁し忠烈節義之
道を守り候風習ニて今此逆徒の如く君臣上下之大義を
忘れ忠烈節義之道ニ反して専ら虚偽妄誕之讒言を
構へ第一 天朝を欺奉り数百年之
御恩澤を忘却いたし候而已ならず却て恩を仇に
報して 公儀を讒し執政方へハ乱妨を働候始末ハ
皆外国之俗ニして 皇国之人臣ニ者曽てあるへき所
業ニあらず〇幕府之御所置段々
天朝之 叡慮ニ反し候御所置ハ曽て無之候事を
此段抔ハ別而奸侫之妄言を以
幕府を朝敵之如く申唱諸人を欺く讒口ニして
可申様も無之叛心を顕す一端や○忠臣義士之輩
壱人も 幕府之御為ニ身命を投候もの有之間敷と申
而已者 幕府之御為ニ身命を投候様ニ申偽候得とも
露斗も 幕府之御恩を存候ものたとひ私之恨ミ
有之候迚いかでかケ程之虚妄を構へて讒し候事
あらん天地ニ置処もなき身を以己か逆賊之偽【?】中ニ
のミ忠烈節義なとヽ申唱候共誰か其奸悪を弁へ
あらん○幕府者孤立之勢ひとて逆賊者望む処ニして
其余ニあるべき事ニあらず〇此処御悔心之有無者
幕府之 御興廃ニ係り候而者己か奸謀之君を出し