翻刻!地震・災害史料

コレクション: NDL地震・火山

麗斎叢書. 20 - 翻刻

麗斎叢書. 20 - ページ 7

ページ: 7

翻刻

論理世ニ明かにし 君親を可崇事者三尺之童子も口二 藉し候処二相成候付是迄迚も聊無御疎候 事には候得共天下之大経を被為立候儀者 御厚重ニ被為立度候事ニ付此時勢二當り 候而者今一際 天朝御崇奉之御取扱 振世上ニ相顕れ候ハゝ天下之人心感服仕 右物議御鎮静容易ニ相整 御国躰之基本も相立可申哉右基本被 相立候上者是迄開港和親被差許候者 乍恐未枝葉之御所置二も可有之哉二付 速二開国之御大規模を被相立 御国躰儼然ト相立候段御国論被相 定度候事二奉存候左候而御手を可被下 処者武備益御張興二而航海之術廣く 御開き人々心譫を練り知識を発明する 是二向ひ諸蕃之情実熟知之上者彼か 畏るゝに足らさる処をも知り我恃むべき 良策も相立可申右者此非常之時に 當つて中興之御大業を被為立度御事