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東都地震の事を記す
山謁【竭ヵ】川尽るはな【し脱ヵ】と昔しよりいひつたへたれと
ニ【こ?】はかヽるへき理を挙つらへるあたし事
よと年頭おもひすてたりしかことし乙の
卯の神無月二日の夜亥の刻はかりに吾妻
の都にて西北とおほしきかたよりいといたふ
地震して千住ハ家居半くつれ小塚原ハ
くつれたる上にところ〳〵火出吉原は兼て
役【設?】置たりし用心粉【橋?】てふもの或ハ落あるは
動かさりし上に時のまにやけいてける
ほとに大川より外はのかるへき道なけれハ
死うせたるものいと多し