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翻刻
屋敷へ着致候由ニ而市中俄に騒立諸道具は
勿論商ひ品荷からくり致日光道中は勿論上
総下総所々え指出候ニ付大混雑ニ而流山迄
立船壱艘常ニは弐〆弐三百文位之所此節五
両七両位道中駄賃一里四百文位之所弐〆三
貫文ニ而も中々人夫馬等間ニ合不申候老若
男女之逃出候もの数不知大店小店不残諸品
荷造所々え附出商ひ休み候得共三日方ゟ静
り少し商ひ初候内も有之候由官軍は小田原
辺ゟ江戸迄ニ止宿致一手は甲州道十三四宿
ニ止宿中通りは板橋辺ゟ是も十三四宿ニ止
宿致居候よし江戸ゟ京都へ御願之趣も有之
候よしニ而当時は静り居候よし
《割書: 丁巳》四月 小
《割書: |己卯》
朔 日 朝より快晴
《割書:四十四度》
二 日 朝より快晴夜中くもり
《割書:五十二度|鰯漁事有》
三 日 明方より小雨ふる折小雨ふる夜中も
《割書:六十三度》 雨