翻刻!草双紙の世界

コレクション: NDL鳥居清長

蟹牛房挟多 3巻 - 翻刻

蟹牛房挟多 3巻 - ページ 5

ページ: 5

翻刻

さるはかにゝ しぶかきを あてがふのみならす むしやうになげ つけ かにの こうらを うち こわし たる事は 日本 こくちうの 御子様かた ひとりでも おしり なされぬは なしそれより かにはたいひやうと なりけれは こゝろやすき もの見まいに きたりける 今のよの中とは ちがいこの ぢぶんの 【右頁中段】 だれか き ました 【右頁下段】 このころもかになどは おごりものと見へて きやうそくにもたれ いる今どきの かになどはきやう そくなどは見た事も なししかし むかしのかには □つくへは 見た事は ある まい 【右頁上段の続き】 つきやいは あじな でやい にてかにがうすやきねとつきやい はちなどのとりやわせ うたくつて見れは うそらしけれとも 三百五十になるとし よりの【三百五十才になる年寄りの?】 はなし すい ぶん こゝろ やす かつ たと いふ 事成り 【左頁下段】 うす きね ふ たり つれ にて 見まい きたる これは きやう だいふん なり