翻刻!草双紙の世界

コレクション: NDL鳥居清長

蟹牛房挟多 3巻 - 翻刻

蟹牛房挟多 3巻 - ページ 8

ページ: 8

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さるはくらけがしらせにおとろき 女ぼうむすめ二人つてれにて かけおちなんのかのとて やくにもたゝぬものまで ひとふろしきこれを さるひきどうぐといふなり かけおちしてほかの 所ではとせいも てきまいし とかく江戸が よかろふと こゝろづき それぞといふあても なしにこきやうを たちいでけり くたびれたら しみづでも のみやれ 【左頁】 おやこ三人にて江戸へ おちつきもしやはんくわの ちゆへたづねてこまいものでは なし見つけ られては かぶ□□□【じまい?株仕舞-まったくの終り】 なり むかしも さるためし あり 佐次平と いふもの しこくをめくりて さるとなる もしさるにて めぐりたらは 人にもならん かとおもひ 女ほうに むすめを あづけ じゆん れいと なりて いで けるそあわれなり きやつ 〳〵 〳〵 けがでも せぬやうに そだてゝ くだ され