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翻刻
【右丁 挿絵】
出_二忠義
水
滸
伝 ̄ニ_一
相撲之図
【左丁】
又 朝鮮国(てうせんごく)にても忠敬(ちうけい)王のとき《割書:元順帝(けんしゆんてい)至正(しせい)|三年にあたる》癸酉二月 本闕(ほんけつ)に
幸(かう)して。角觝(かくてい)のたはふれを観(み)ると。東国通鑑(とうごくつがん)に出たれば。
朝鮮(てうせん)にても行(おこな)はれて盛(さか)んなりし事と見へたり。又 天竺(てんぢく)に
ては。釈迦牟尼仏(しやかむにぶつ)。因位(ゐんゐ)のとき。悉達太子(しつだたいし)にておはせしが。浄飯王(じやうほんわう)
の御 弟(おとゝ)。白飯王(びやくぼんわう)といひしに。提婆達多(だいばだつた)とて太子あり。彼(かの)升男伴(しやうなんばん)
摩耶大臣(まやだいじん)の御 娘(むすめ)耶輸多羅女(やしゆだらによ)を論(ろん)じ給ひて。色々(いろ〳〵)の業(わざ)をなし
或(あるい)は腕押(うでおし)。相撲(すまふ)なんどを取(とり)給ふ。いつの比より有し事にや。法華(ほつけ)
安楽品(あんらくほん)に諸(もろもろの)有(あり)_二凶戯(けうき)_一。相扨(さうしや)。相撲(さうぼく)。及(および)那羅(なら)等 種々(しゆ〴〵)変化之戯(へんくはのたはふれ)と有
又 委(くわしく)は修行本紀経(しゆぎやうほんぎきやう)。本行経(ほんぎやうきやう)にも見へたれば。仏在世(ぶつざいせ)に既(すで)に
【別本参照 https://kokusho.nijl.ac.jp/biblio/100375764/14?ln=en】