← 前のページ
ページ 81 / 136
次のページ →
翻刻
早摺 又七 鏡山左兵衛 間瀬垣武兵衛
雷 藤九郎 岩船 門平
嶋ケ崎一平 藤綱市右衛門
京都之分
有知山八八 浮船羽右衛門 岩ケ端宗平
三輪山吉郎右衛門 鞍馬山 鬼市 松ケ崎平蔵
篠竹定七 七ッ森折右衛門 山之井門兵衛
源氏山住右衛門
前行事格式(まへぎやうじのかくしき)
前(まへ)行事といへるもの。往古(わうご)内裏(だいり)にてすまふ行はせ給ふ時に。
相当(さうとう)せる称号(しやうがう)のもの。古書(こしよ)に見え侍らず。其/故(ゆへ)は相撲(すまひ)人の
姓名(せいめい)は前(まへ)に書認(かきしたゝめ)。次将大将に捧(さゝげ)大将より簾中(れんちう)の内侍に付
て奏(そう)す。以下も是に准(じゆん)し。番組/悉(こと〴〵く)ひかへさせ御覧ある。
爰におゐて左右のすまふを合す前に番(つがひ)の号(な)をふれあぐ
ることにおよばす。近世勧進相撲になりては。番組前に極ら
ず。よつて行事の前(まへ)役人をこしらへ。左右《割書:今ハ|東西》の角力(すまふ)人の
名乗をふれながす。勝負/決(けつ)する前の行ひは。万事此職より
つとむる故に前行事と号(がう)す。近年は俗(ぞく)にふれといふ。行