翻刻!いきもの図鑑

コレクション: 本草図譜(くずし字)

本草図譜. 巻7-9 - 翻刻

本草図譜. 巻7-9 - ページ 13

ページ: 13

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【右丁】 柴胡(さいこ)  古来(こらい)相州(そうしう)鎌倉(かまくら)より堀出(ほりいだ)すゆへ鎌倉柴胡と名づく     下総(しもふさ)小金(こ[か]ね)武州(ぶしう)駒場(こまば)及(およひ)鼠山(ねづみやま)等(とう)にあり春月(はる)苗(なへ)を生(せう)す     大葉麥門冬(たいようばくもんとう)に似(に)て短(みじか)く粉緑(ふんりよく)色 茎(くき)高さ二三尺 傘(からかさの)     状(かたち)をなして小(ちいさき)黄(きいろの)花を開(ひら)く     小 筒香(ういきやう)【注】に似(に)たり実(み)は防(ばう)     風子(ふう)の如(こと)く竪(たて)に條理(すじ)あり     根(ね)黄黒色(きばみてくろく)微香(すこしにほひ)ありこれ北(ほく)     柴胡(さいこ)なり 【注 「筒香」は「茴香」の誤ヵ】 【左丁】 【文字無し】