翻刻
【右丁】
黄芩(わうごん) こがねやなぎ
種(たね)朝鮮(てうせん)より
渡(わた)り多(おほ)く作(つく)る
葉(は)は千屈菜(せんくつさい)《割書:ミソ|ハギ》
に似(に)て狭(せば)く対(たい)
生(せい)し高(たか)さ二三
尺花は本(もと)筒(つゝ)に
して末(すへ)唇(くちびる)の
如(ごと)く紫碧(むらさき)色
後(のち)扁(ひらた)き骨突(まるきみ)
を結(むす)ぶ中に細(こまかき)
黒子(くろきみ)あり一 種(しゆ)
白花のものあり
根大なるもの二
尺 許(ばかり)皮(かわ)黄褐(きにうる)
色(み)肉(にく)黄(き)色 味(あじわひ)
苦(にが)し
【左丁】
一種
白花の物